対人ストレス対応へのヒント その6・「職場キャラ」で対処―2事例から

図は、職場の対人関係で悩み続けてきた浅岡さんと田辺さんの事例です。

23歳の浅岡さんは5年先輩が行う指導で、助言が抽象的、一方的(根性論で具体性がない)で身につかず悩んでいます。
38歳の田辺さんは43歳の課長との対人ストレスで悩み続けています。

2人の深刻なストレスに対して、解決策の1つとして、私が提案した「職場キャラ」法を迷いながらも実行。
職場キャラの演じ方は図2の田辺さんの方法を読み取ってくださいね。

最初は私の提案に抵抗があったようですが、「1週間で40時間のみのキャラだ」、「自分の性格や考え方を変えるのではなく、2人が何とかやっていけるキャラ演じるだけ」、「『仮の自分』で会社生活をするのみ」と割り切りました。
さあ、実行ですよ。