対人ストレス対応へのヒント その5・「職場キャラ」で対処―「人格」と「キャラ」

「職場キャラ」で対処―「人格」と「キャラ」

受験漫画「ドランゴン桜」で有名な漫画家の三田義房さんは、「対人ストレスには、職場でのみ通用する人格を演じなさい」と勧めています。
「職場で演じる人格だから、職場人格」でしょう。
自分を出さずに職場で通用しやすい人格を演じる方法です。

「人格」って何でしょうか?下図を見てください。
人格(パーソナリティー Personality)とは、人の性格、気質、考え方、行動などを統合したもの。
精神面の全てでしょう。人格を演じるのは難しいでしょう。
それに対して「性格」は神経質、完璧主義などのように「行動のしかたに現れる、その人に固有の感情・意志の傾向(辞書)」です。
性格(キャラクター Character)は変えられるでしょうか。
難しい面があるようです。
しかし性格の中でも「このような自分を演じます」とプレイすることはできます。

演じている性格ですね。
私が提唱します「職場キャラ」です。
私は20年位前から「職場内対人ストレス」に悩む人に紹介し実績を積み上げてきました。
次回からは、その実践編を紹介します。