マコマコ通信 No.41

灼熱の夏、いかがお過ごしでしょうか?

蝉時雨と灼熱の太陽の季節。本当に暑い日々が続きますね。
外出時に、帽子をかぶるようになりました。
こまめに水分補給をしています。
クーラー2つは終日つけたままです。
35∼38度、信じられない暑さですね。
地球温暖化は進んでいるのでしょう。

小学生の夏、長期の休みが

子どもなら、夏だ!
泳ぐぞ!!
盆踊りだ‼こころに響く太鼓の音、笛の音が聞こえきますね。
子どもにとって嬉しいのは、夏休みが1か月以上あることです。
夏休みの記憶(1950年代)は今も、鮮明に残っています。
楽しかったからでしょう。
親戚の田舎(3か所)に1人で泊りがけ(2週間くらい)で出かけました。
愛知県三河地方です。
家康発生の地域で有名になった。
尾張の名古屋市内に比べ、水田や森林が多く3度以上は涼しかったかな。
避暑気分で出かけましたよ。

昆虫採集に没頭

就眠は午後9時ごろかな。
田舎の夜は何もない。
まだまだテレビは普及していない時代でしたから、夕食・入浴後・雑談後には。
午前6時起き、ごはんをたっぷり食べます。
すぐに昆虫採集です。
いとこがいれば一緒に。
いなければ一人で出かけます。
アゲハ蝶(カラスアゲハ蝶が宝物)、トンボ、蝉、バッタです。

カブトムシや大きなクワガタ

忘れられないのは夕方、森の木(クヌギの木かな)に刃物で傷をつけます。
翌朝5時ごろに行くとカブトムシなどがいっぱい採れるんだ。
大きなクワガタが2匹、角が大きい黒光りするカブトムシ、カミキリムシもね。
嬉しくって、嬉しくって。

昼寝タイムがあった

子どもは夏休み中、午後は昼寝をするように言われていました。
マコマコには苦痛で、一番いやな時間帯。
なかなか睡眠に入らないから。
目を閉じながら退屈な時間を過ごすのはツラいよ。
ただ風通しは良かったので涼しかった。
当時は30度を超えれば真夏日。
今と比べて過ごしやすかったですね。

冷えたスイカの美味しいこと!

午後3時はおやつの時間。
かやぶきの家の広い縁側に、皆が集まります。
スイカは井戸や川に漬けます。
よく冷えて。
包丁で16切りに。
ワイワイガヤガヤ言いながら、夢中になってガブリと食べる。
冷えて、塩が甘さを引き立てます。
2キレ3キレ。
大きいスイカがなくなっていく。
楽しいひと時です。
食べ終われば川に泳ぎに行きます。
水は冷たいですが澄んでいて魚が見えました。

楽しい夏休み、暑さ知らずで、過ごせた、マコマコの懐かしい記憶です。

文 夏目誠