マコマコ通信№7.ボキッと折れないように

「縁側でアルバムを開いては…」

秋の花と言えば、秋桜。
優美で、淡い美しさに惹かれていると、さだまさし・作詞作曲、山口百恵さんが歌唱しヒットした「秋桜」のメロディー・詞が浮かんで来ました。

明日、嫁ぐ娘に、「縁側でアルバムを開いては…」に注がれた母の細やかで深い愛情、娘との絆、交流を綴っています。聴きながら涙ぐむ方も多いでしょう。

「秋桜」と「柳」

想うのに「秋桜」と「柳」は似ています。
柳はたおやかで、強風などでしなりますが、折れはしない。
”しなやかな動き”が美しい。
ともに淡い色彩で、絵になるので様々な情景の核になっていますね。
例えば銀座と言えば「柳」。
「銀座の象徴、柳並木」の碑があるように…。

柳に雪折れなし

「柳に雪折れなし」と言いますが、「故事ことわざ辞典」によれば、「しなやかな柳の枝は、雪が降ってもその重みに耐えて折れることがない対して、堅い木は雪の重みで枝が折れることもあると。そこから、柔軟なもののほうが剛直なものよりも、かえって耐える力が強いことをいう」、と説明しています。

私はズット「男は樫の木」で、「女性は柳、秋桜」ではないかと想っています。
男は強直で柔軟性に乏しいが、女性は柔軟で耐える力が強い。
それゆえに、ストレス対処の方法などは女性から学ぶ方が良いのではないかと。

男の自殺率は女の2.5~5倍!

この思いが強くなったのは精神医学の大きなテーマである自殺からです。
男性と女性の自殺率では、日本は2.5 倍以上、アメリカは約4 倍、ロシアに至っては5
倍以上になっている。
いかに追い詰められた状況で、男性、樫の木のようにボキッと折れるが、女性はたおやかに対処しているからではないかと…考察しています。

言う間でもなく平均寿命では約6 年も女性の方が長生きしています。
加えて男性は妻が死去すれば落ち込み、数年後に亡くなる人が多いのですが、女性では少ないです。

男はココロがボキット折れやすい

男は強がらずに、ヘルプを求めよ!

昨今の新型コロナ禍も加味した厳しい状況の持続を見ていますと、今まで通りの対処で追い詰められれば、男は病気になるか、自殺する可能性が高いでしょう。

強調したいです。
男は強がらずに、弱音を吐き、泣く。
涙する必要があると思います。
弱さがある自分を素直に認め、仲間などに相談するか、専門機関を訪れることです。

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