マコマコ通信 No.36

サッカー、野球シーズンの到来だ!

春だ、スポーツだよ!

春は桜の花見だけではない。
サッカーJリーグが開幕しましたね。
サッカー人気、特に「ワールドカップ」の盛り上がりはスゴかった!日本中を巻き込む熱狂の渦でしたよ。
いま、大谷人気でわきかえるプロ野球の「WBC」もまさに、その通り。
大リーグで活躍する日本選手も増加。
大谷やダルビッシュのようにトッププレーヤーも出てきています。
しかも2回も世界一に輝いている。
野球フアンが考え込むのは、いまはサッカー人気が小学生から若者でトップ。
野球を抜いている。
マコマコの頃は野球が圧倒的。
サッカーをしている子どもを見たことがない。
時代の流れをつくづくと考えさせられます。

あの中田英寿選手はどう思っている?

サッカーと言えば、伝説の人、中田選手。
ワールドカップの解説の凄さ。

中田英寿

山梨県甲府市出身の元プロサッカー選手、実業家。現役時代のポジションはミッドフィールダー。元日本代表。
日本代表のFIFAワールドカップ(以下W杯)3大会連続出場に貢献。
ナショナルチーム主要世界大会すべてでゴールをあげた唯一の日本人選手。

Wikipediaより引用

ここでは中田選手とビートたけしの対談(頂上対談 ビートたけし 新潮文庫)から、野球とサッカーの違いや練習法などについてキモを紹介(引用)します。
読み解いていただければ幸甚です。

野球とサッカーの違いについて
たけし:だって野球は、バッターボックスに入ったら邪魔されないもの。
一対一でちゃんと勝負ができる。
サッカーって、マーク、マーク。
下手したら二人がかりで押しつぶすじゃない。
それをかいくぐんないと点にならないから大変だ。
初めてサッカーをやらされたとき、ぶつかり合いの激しさにびっくりしたもの。
ユニフォームを引っ張ったり邪魔もすごい。
あー、こんなに身体、ぶつけ合うのかって思った。
上半身のすごさってあるんだなって、それまでは全然わかんなかった。
格闘技だよ。
でね、野球と違ってお互いの体が接触してるから、かえって相手のことをいろいろ考えるんじゃないかと思う。
中 田 :そうですね。

根性論・疑義と上達に必要なものは
たけし:日本のスポーツの悪いところは、「死ぬ気でやれ」とか言うじゃない、必死になるのは構わないけれど、必死になるテンションというのは、長続きしないんだよね。
根性もある程度は必要だと思うけどさ。
中田:「根性、根性」って言われてもね、負けるつもりでやっている奴はいないじゃないですか(笑)。
それよりも、もうちょっと具体的な戦術を言って欲しい。
外人のあんなものすごい体の強い連中に根性だけで勝てるわけない。
たけし:根性が強すぎると、視野が狭くなるからね。
中田:一生懸命になればなるほど、余裕がなくなる。
たけし:野球は、今は少し昔のただ走ればいいという練習とは変わってきたけど、サッカーはどうなの。
中田:相変わらずですね。
監督と指導者側が、選手を納得させるだけの理論というか理屈というか、そういうものをまだ持ち合わせてないから、練習をおもしろくするということを、ほんと知らないですよね。
おもしろくやることが、どんなに効率いいかってころを全然わかってない。
言われたことを一生懸命やって、いい結果が出るとは限らない。

新潮文庫「頂上対談」より引用

練習をおもしろくする

中田選手は練習をおもしろくする意義や効果を語っていますね。
マコマコもバドミントンクラブの経験から言えば、うさぎ跳びなどをよくさせられたことを思い出します。
同じような体験をされた人は多いでしょう。
非効率から入る練習って、意欲をそぎますよね。

「おもしろくやることが、効率がいい」は、まさに金言ですね。

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