マコマコ通信 No.29

生物と一緒に過ごす、オキシトシン的幸せ

紫陽花との出会いから

マコマコはコロナ禍で“ストレスでいっぱいいっぱい”の癒しとして、鉢植えの紫陽花を買いましたよ。
なぜ、紫陽花かって? 
毎朝、散歩をしています。
梅雨時に、近所の庭先に咲いている紫陽花にふっと目が行きました。
「可憐な花がひっそり集まって咲いている。キレイだなぁ」と見惚れたのがきっかけ。
思ったら吉日。
ネットで紫陽花を検索。
地植えはマンションなので難しい。
探したら「鉢植え」が見つかった。
「これだ!」と思い購入。
宅急便で送られてきた荷物をワクワクドキドキしながら開けた。
漂う花の香。
「おお、これが紫陽花か」。
実は76歳になるまで花を購入したことがなかったから。

開花に小さな感動が‥‥

夏が来ました。
猛暑です!「夏なら朝顔だ!」と考え購入。
まだ蕾のままでした。
花と接し、鑑賞し、お世話をする中で感じた事、それは「今朝、朝顔が咲いているかどうか」を、一番に見つける楽しみです。
一輪咲く、あるいは3つ4つ咲き誇った時、感動を覚えた。
久しぶりの感動でしたよ。

花のお世話で、健康になっていく

水やりが大事なので起床時間が一定になり、午前5時の太陽を浴びることができる日々に。
お日様に接すれば、心身の健康保持に有用な脳内神経伝達物質であるセロトニンの分泌が促されます。
かつ脳の睡眠・覚醒中枢が刺激されスッキリ目覚めるのです。
もう1つ、土をいじり、耕したりするとホッします。
土のにおい、感触の力ですね。

いま求められる、“オキシトシン分泌”の幸せ

精神科医で、ユーチューバーの樺沢紫苑先生をはじめ、専門家の方々が「オキシトシン的幸せ」を提唱されています。
それは体内から分泌されるホルモン。
人と生き物を繋ぎ、ホッとさせ和ませます。
あるいは「飼い主とイヌが触れ合うことで互いのオキシトシンが分泌される」という麻布大学の研究論文が国際的な「サイエンス」誌に掲載されて話題をよびました。
動物にも寄り添う効果が実証されたのです。

言葉がなくても愛情交流があるペットなどが、そばにいるだけで、セロトニンだけでなく、オキシトシンも分泌され、リラックスし、やすらぐということです。
私は鉢植えの花にも同様の効果があると推察した。
“ストレスでいっぱいいっぱい”の今、オキシトシンで癒される日々を推奨します。