マコマコ通信 No.58

初日の出、体験は…

新年と言えば「初日の出」。
富士山いただき・ご来光が最高でしょう。

1月1日(元旦)の日の出(太陽が水平線や地平線から姿を現す様)のこと。
一年に一度の最初の夜明けで『めでたい』とされ、多くの人々が初日の出参りを行います。
初日の出の習慣は、日本古来のものであるが、人口百万を擁する大都市、江戸では盛んにおこなわれ、特に芝高輪の愛宕山と神田湯島が二大名所だった。
全国では明治以降に盛んになったと言われています。
四方拝という天皇の元旦の儀式が始まりで、それが庶民の間に現在の形で広まり、初日の出を拝むという習慣になったのです。

初日の出 – Wikipediaより

伊勢・二見、臨海学習

初日の出で思いだすのは「伊勢の二見浦、夫婦岩のご来光」です。
写真を見ればわかるように神々しい。
マコマコが小学校6年の時、昭和33年頃で日本が復興の兆しが見えた時です。
夏の臨海学習が二見で行われたのです。
当時、名古屋市在住で、千種区にある春岡小学校からでした。
近鉄電車で二見に行く。
最初に夫婦岩を見ながら、手を合わせお祈りしました。

1泊2日です。
当時、お米の配給制(今から考えれば信じられないでしょうが)があったので、米穀通帳の写しを持って行きました。
宿と言うよりは合宿所みたいなところで、部屋割りをして泊まった。

皆疲れ、枕合戦なし!

皆、エキサイトしていて、電車の中でもワイワイガヤガヤの大賑わいでした。
休憩の時に出されたのが、たしか「お福」でした。
当時は有名な「赤福」より、「お福」でした。
皆美味しい、美味しいと大満足。
すぐ海パンに着替え、先生の指導の下でいっせいに泳ぎの練習。
顔を海面につけ、足バタバタを何回も、バタつかせる。休憩後にクロール泳法の練習でした。
息継ぎはこうするのだよ。
頭でわかっていても、難しかったのを覚えています。  
泳げる人は夕方、先生と一緒に島まで行き、遠泳を楽しんでいました。

翌朝、練習から11時過ぎに、どこまで泳げるかの測定でした。
1キロ以上、500メートル、200メートル、10メートル以上でマコマコは最低の12メートルでしたよ。
今も50メートルしか泳げないので進歩はなしです。
記憶は定かではないですが、夜、枕投げはなかった。
多分、練習で疲れ、すぐ熟睡したからでしょう。

懐かしく思いだしますね。
記憶がとんでいて、印象深いシーンが浮かんでくる。
走馬灯のようですが、少しずつほのぼのとした気分に。良い気持ちに。

しみじみ思うのは、思い出こそ人生後半、生きる糧です。
さらに人脈・人間関係があれば。

文 夏目誠

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