ヒソヒソ言われるカーストは定着したもの
よく言われるカーストを示しました。
私的な場で言われます。
大きな声でなく、ひそひそ話で。
学歴カースト、ポストカースト、企業規模・有名・歴史カーストです。
多くの方が知っていますので、定着したものでしょう。
「定着カースト」と呼びましょう。
血縁社会を反映するカーストこそ
一般に見えにくいのが「血縁関係」を反映した企業カーストでしょう。
そもそも日本は有史以来、「血族社会」でした。血縁から地域社会、村、町へと・・発展していきましたね。
皆さんがイメージしやすい平城京・平安時代から説明しましょう。
奈良に都があったのが平城京、京都に遷都して平安京ですね。
天皇を頂点として皇族、貴族、官吏、農民、その他です。
その他には、のちに天下を取ります武士がいますね。
天皇・皇族、貴族は完全な世襲制です。
血を受け継いでいない限りは絶対になれない。
武士の世になり「血縁社会」から「実力社会」に半分くらいは変わりましたが…。
江戸時代になると「士農工商」カーストで、血縁に逆戻りをしたのです。
「血」のみが信用できると…
イラストに示したように血縁社会は、お祖父さん、父、息子、孫と続きますね。
血や遺伝子などがつながり、一緒に生活をし、墓守もしてくれる親族が、歴史的にみても信頼度が高いようです。
だから「血縁」を反映したカーストが一番強いのでしょうね。
