マコマコ通信 No.51

「父の日」に思う~母は日常、父はイベント!

ピンと来ない?「父の日」

「父の日」は、「母の日」に比べ影が薄い。
ピンと来ない人が多いかもしれないので、ネットの百科事典・ウイキペディアから引用し、要約をしました。

1990年にアメリカ合衆国ワシントン州スポケーンのソノラ・スマート・ドッドが男手一つで自分を育ててくれた父を讃え、キリスト教会牧師にお願いして父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけと言われています。
当時「母の日」が始まっていたため、彼女は「父の日」もあるべきだと考え、「母の日のように父に感謝する日を」と牧師協会へ嘆願して始まった。
第28代アメリカ合衆国大統領ウッドロー・ウィルソンは、スポケーンを訪れて「父の日」の演説を行い、1966年第36代大統領リンドン・ジョンソンは、父の日を称賛する大統領告示を発し、毎年6月の第3日曜日を「父の日」に定め、1972年になり、アメリカでは正式に国の記念日に制定される。

父の日 – Wikipedia

影が薄い存在、父親

子どもを妊娠し出産するのは母です。
授乳から始まり子育ての多くを担っているから、「母の日」は分かりやすいです。
一方、父親の多くは赤ちゃんを最初に見た時、実感がわかない。
子どもも父親を、あまり身近に感じないようです。

でも、いまの若者は僕たちの世代と比べ、育児に熱心になってきました。
YAHOOニュースで340万アクセス数を獲得しました「子どもの入浴時間に合わせて帰る若手、中高年社員との世代間ギャップ、どうする」の記事は、ジェネレーション・ギャップをリアルに示し、好評を博しました。

マコマコは?

子どもは、男の子1人です。
「子育て」で印象に残っているのが運動会、自転車の練習、三角ベース、そして受験勉強です。
小学校の運動会、多数の父親が参加し、最前列の場所取り合戦をしながらビデオや写真撮影する姿が印象的でした。
僕は後方からデジカメでパチリパチリと。
“運動音痴”の僕は、かけっこや鉄棒、跳び箱が大の苦手。
かけっこはブービーばかり。
運動会は“落ちこぼれ”でした。
息子はどうか、気がかりでしたが、3位だったのでホッとしたことを思いだします。

自転車に乗れるように

自転車の練習ですが、二人とも汗だくになりながら何回も転び、半日をかけた。
坂道で彼はブレーキをかけなかった!
直前で転倒したので軽いけがですんだ。
乗れるようになった時、思わず抱きしめた。

子どもに負けた!

三角ベース、2人が1回ごとにピッチャーとバッターを交互にしながら競い合った。
最初は僕の方が良かったですが、4年になると子どもの球が速く、カーブなどの変化球を投げられ三振が増え、むきになればなるほどダメでした。
「子に負けたんだ」と実感。
嬉しいような、淋しい様な複雑な気持ちを味わいました。
中学受験を決めたので週に3~4回は勉強の指導を。
僕も予習をしながらの対応です。
1週に12時間くらい濃密な時間を共有、志望校に合格。
良き思い出です。

多くの子どもは悩み事や恋人の件などを母親に相談することが多く、父は淋しさを感じますが、「そんなもんだ」との諦めがありますね。

文 夏目誠

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