イラスト、眺めてください。
夕焼け、赤とんぼの季節です。
マコマコは夕方まで昆虫採集、赤とんぼの群れが舞い、空を染める夕焼けの美しさに見惚れた情景が、鮮明によみがえってきました。
心の「原風景」でしょうか？
１５で ねえやは 嫁にゆき、「赤とんぼ」
三木露風の有名な「赤とんぼ」の唄が、聞こえてきます。
10歳代と30歳代では、郷愁は同じですが、驚きが違いった。何が？？
「15で、ねえやは、嫁にゆき、お里の‥…」の歌詞です。
エッ、15歳で結婚したんだ！！そう言えば、男は15歳で元服だ。
大人になる年齢が延長、いまは35歳か
「精神医学」では大人になる年齢が、どんどん延長していくのが大きなテーマになっています。
昭和の時代は30歳、最近では35歳くらい。
大人になるまでのさまよえる、言わば猶予期間・モラトリアムが、長く長くなっているからです。
「15歳で結婚と、35歳で大人」、この大きな落差に愕然とします。
社会状況や文化などの違いも大きいでしょうし、寿命も伸び続けています。
織田信長の時代は「人生50年」、戦後が「人生60年」、現在は90年に突入です。
寿命の延長の影響が大きいかもしれません。
グローバル時代「30歳まで」、独断と偏見です
メンタルへルスでも「大人になれない若者」の増加が大きな課題です。
だれでもモラトリアムを満喫したいし、責任は取りたくないからでしょう。
でも社会状況は、それを許さない。
大上段で、独断と偏見で語るならば、国が成長するためには、「30歳で大人」が良いのではないかと、思う日々です。
