辛抱しすぎたかなぁ・・・・
おかえりなさい、辛坊さん!ヨット単独太平洋往復横断
ご成功おめでとうございます!
と、ネットやマスコミの話題をさらっていますね。
太平洋横断、私が思うのに、その名の通り彼は辛抱できるから、達成したんだよ!!
私は以前から辛抱アナウンサーのフアンでした。
読売テレビの人気番組である「そこまで言って委員会」の出演依頼を受けた時、喜んで参加しました。
番組では私が作成しました「勤労者のストレス点数」を、参加者全員にしていただきました。
ダントツでストレスが強いのが辛坊さんでした。
ストレス点数って‥‥
ストレス点数という言葉を聞くのが初めての方も多いでしょう。
そこで説明します。
ストレス、それを「日々の生活の出来事」と考え点数化したものです。
「生活上の出来事法(ライフイベント法)」と言って、「結婚」のストレスを50として、「配偶者の死」や「仕事上のミス」など様々な出来事によるストレスを 0-100 で数値化したものです。
1960年代に米国の社会学者ホームズと内科医レイによって開発され、世界的に広く用いられています。
ただアメリカ人を対象にしたものなので、夏目らはホームズらの考えを基本に、勤労者の項目を追加した「勤労者版」を作成。
日本の1,630人の勤労者を対象に行った調査を行いました。
我が国の精神障害・労災認定基準の基本にある「心理的負荷表」にも活用されています。
ストレス上位20が下の表です。
最大ストレスは「配偶者の死」
トップは「配偶者の死」の83点で、次いで70点台が「会社の倒産」、「親族の死」、「離婚」と続きます。
大切な人などを失う「対象喪失」が高ストレスであることが分かりますね。
仕事ストレスでは「多忙による心身の過労」が62点、「仕事上のミス」が61点、「会社の立て直し(リストラ)」が59点です。
合計点数が300点以上、「過剰ストレス状態」
辛抱さんは65項目のうち「多忙による心身の過労があった」の62点をはじめ、「転職をした」の61点などの14項目が該当し、753点と高得点でした。
300点以上が「過剰ストレス状態」なので、ストレスでいっぱいいっぱいでしょうね。
彼は番組の中で、この1年は変化が多い年だと説明されていました。
ヨットが好きなので、気分転換もお上手ですから大丈夫だと、推測しました。