異説 本能寺の変-弐

WEB小説 第2弾

小説のストーリーは豊臣秀吉と明智光秀の密会から始まっています。

追放ショック⇒家老は

多くの武将が驚くとともに信長様に、怖れを抱いたでしょう。
30年以上前のことが突然、蒸し返され、それが原因で追放とは‥‥『明日は我が身、』と考える人も多かっただろう。

明智光秀の参謀である斎藤家老
「わが殿も、重臣で、近い地位であるがゆえに…、将来、どうなるのだろうか?」と不安に…。

「このままで果たしてよいのだろうか、傍観するだけで…。私が察するには、いや明智家の重臣は、殿は信長公には好かれていない。いや、嫌われている。嫌われ続けている」、「それは、私が知るだけでも3つの出来事から裏付けられている…。特に徳川家康様の饗応だろう。突然、大事な役目を外された。さらには秀吉の中国方面軍団に加われと、これは降格ではないか。秀吉が司令長官だから」、「それだけに最悪の場合、同じようになるかもしれない。その前触れではないか」と、厳しい状況への思惑くが、疑心が広がっていく。

軍師は…

一方、秀吉の軍師である黒田官兵衛の胸中は‥‥
「秀吉公も49歳、しかも織田軍団のナンバー2か3だ‥‥。この先の、いま以上の地位はない」、「一番気になるのは殿にはお子が、後継ぎがいない。信長公の養子をいただいている。だから佐久間様のような追放はないだろうが‥‥」、「中国の毛利を打倒の後に、『俺の子である秀勝に家督を譲れ』の命令が出る可能性が高いだろう」、「信長様は、殿を引き上げ重用したが、そろそろ役割が終わったと考えてもおかしくない。あとの敵は北条、島津くらいだから」、「殿も、うすうす感じてはいるだろう。卑賎の身の自分は、信長様がいたから、ここまで来られたと」、「信長公は、わが主君を取り立てくれた。しかし大きな仕事を任せるのは、殿が優秀だから。結果を出し続けてきましたよ、秀吉様は」、「本当の理由は、50歳近い秀吉が死ねば、すべてが秀吉の養子に出した4男の羽柴秀勝に譲るのは当然だろうと思っているだろう」、「いや違う。私はひそかに思っているのだが、殿は野望を持っておられる。このままで終わりたくない、譲りたくないのが本心であろう」、「殿の実力は凄い。天才だから。野心が膨らめば、とんでもないことも考えるかも」と思いが浮かび、かつ消えていきました。