対人ストレス対応へのヒント(20)

新人教育指導で反発を受ける由美さん、その1

女性の職場進出に伴い、新人や若手社員を教育指導する女性社員が増加してきました。
今回からシリーズで、教育に伴う対人ストレスについて語ります。

事例から
事例1.30歳の女性、中山由美さん(仮称、以下同じ)

「バリキャリ・ウーマン」の指導

大卒後、現在の大手商社に入社して7年目の総合職の女性社員です。
気配りができ、バリバリと仕事をこなし、営業成績が抜群の人。
支社長表彰も受け、順調に行き、評価されていた、いわゆる「できるウーマン」ですね。

昨年4月から新入社員教育を任せられ、同期の2人で、8人の新人指導です。
もう1人の担当者は相手に気を遣いすぎ、何も言わない人です。

社員から反発が

一般職女性も対象。
いままでやってきた方法で、仕事の指導をしました。
2週目の初日に2人の研修中の社員から、「先輩はエリートだから、そのようにできた。私にはムリです!あなたの型にはめないでほしい‥‥」、「私も同じように思います。すぐに体が動かないし、根性型の研修に感じられる」と言われました。

「プチ引きこもり」が出ました!!

由美子さんは「育ってきたカルチュアーが違う。思いが通じない。私が浮いている」と感じました。
不快感が高まります。
ムカムカと怒りたい気持ちが生じたが、いつものように抑えた。
少し、方法を変更します。

1ヶ月後に、若手社員の大木沙里さんの母親から「しんどいから、2週間休みます」と、突然のTELが入り欠勤。
「プチ引きこもり」か‥‥。

一瞬、ぼう然となる。
自分の指導方法に悩む。
「きつく、言ったつもりはないが。そう、受け取られたかな。もう一人の人が言わないから、私が言ったのが、まずかったかな」と、自信をなくす。

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natsumemakomako