対人ストレス対応へのヒント⑮

「プチ引きこもり」明子さんーその2

1回も叱られたことがない若者は4割

ストレス点数の夏目 対人ストレス対応へのヒント

急に出勤しなくなった明子さんです。

4日目に母親から「娘の体調が悪いので休ませます。1週間程度です」と課長に連絡があった。

心配した同期の三野愛子さんがメールをすると「落ち込んでしまったのよ。今まで、叱られたことがないのに・・。そのショックで心に傷ができた!会社に行けない」との返信がありました。
すぐに携帯電話から涙声で、同じような訴えます。

三野さんは「そこまでひどいのか。どうすればいいだろうか」と考え込んでしまいます。

叱られ免疫がない、プライドがズタズタ

ストレス点数の夏目 対人ストレス対応へのヒント

明子さんの状態を分析しますと「父にも叱られたことがない私を。どうして、多くの人がいるところで、叱るのよ!」。
怒り、恥ずかしさで、プライドがズタズタなのです。
いわゆる「プチ引きこもり状態」に陥いりました。

このような状態は「プチ引きこもり(1週間もすれば、周りからの説得や助言などで、何とか出勤する人が多い)」と言われています。
多くの企業の若者、特に新入社員に増加しています。

周りはびっくり、わからない、困った困ったよ

「なぜ、注意したくらいで、引きこもりになったのだろう。これから、我々は、どう注意すれば良いのだろうか」と上司は対応に苦慮しているようです。

事例のように若者の「注意・叱られることへの免疫力」が低下している。

少子高齢化、長男・長女社会で大事に育てられ、親や学校で叱られることは少ない。

地域社会の人も注意するのが減ってますね…。

ある調査によれば「叱られた経験が1回もない人が4割」と出ています。

彼女にとって叱責は初めての経験であり、みんなの前だから、「強い自己愛」が傷つけられたと言える。
では、どのように注意や叱責を行えばよいのだろうか。

次回に対応をわかりやすくね・・・

中高年に効く!メンタル防衛術 夏目誠