対人ストレス対応へのヒント⑭

「プチ引きこもり」をした明子さんの場合

明るく笑顔が多い

ストレス点数の夏目 対人ストレス対応へのヒント

明子さんは、大学ゼミ先輩の引きで第一志望である商社に入って2年目の社員。

A事業本部欧州部に所属している。
明るく活動的なタイプ。
週に1回はカラオケに行き熱唱する。
コンパにも積極的に参加。
わからない点があると部内の研修担当者的立場である次郎先輩の助言で、仕事を身につけて行った。

独断で処理⇒キツイ注意を

5月、ある商談の一部の変更を急がされたので、独断で処理した。

結果的にうまくいかない状況になった。
明子さんは、「なぜ、処理する前に一言、声をかけてくれなかったのか。聞いてくれなかったのだ。一人の判断は、まだ早すぎる」と、次郎先輩から注意を受けた。

実は明子さんは明るくみえたが、過敏な性格を持ち、「自己愛が強い」タイプ。
明子さんは明るくふるまい、笑顔を作るように演じていたのだ。

ストレス点数の夏目 対人ストレス対応へのヒント
ストレス点数の夏目 対人ストレス対応へのヒント

スマイルを演じ続ける

なぜなら学生時代のフアースフード店のアルバイトで店長から「スマイル、スマイル!笑顔こそ最大のセールスポイント」と教育され身につけた。
その成果を知っていたからだ。
さらには人気が高い商社の就職戦線で、それが威力を発揮すると聞いていたからです。

「本当は過敏で傷つきやすい性格ですが、明朗仮面は成功戦略ですから、演じ続けました。

ネアカは最大のポイントですね。

しかし、仮面が固定してしまい、どれが本当の自分かわからなくなった」。

注意されて、過敏な彼女は傷つき出社するのが怖くなってきました。

ストレス点数の夏目 対人ストレス対応へのヒント

 

プチ引きこもりに突入

翌日、母親から「明子は風邪で、今日は休ませます」との電話があった。

「そうか」という程度の部内の雰囲気であった。

3日目も出社しない。
4日目過ぎるころから、「風邪にしては長いなぁ…」という意見がでた。

「何があったのだろうか」と・・・。

次回に続きます、こうご期待

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