なぜ『常識・普通・当たり前』が通じないのか?③

夏目の「なぜ『常識・普通・当たり前』が通じないのか??」シリーズ

2.「普通・・・」と話せば、すぐに質問が

次の話題は

ある先生が子供の教育について話されていました。60分講演で、20分が質疑応答。満員で200人くらいのママが参加していました。
講師が「普通の子に比べて・・のような特徴があります」と話した時に

場内のママから「先生がおっしゃる普通って、どういう意味ですか」と質問が出ました。

急な質問に驚き、不意を突かれた先生は「普通は普通でしょう。あえて言えば標準でしょうね」と答えますと
同じママから「標準って、その基準は何ですか、教えてください」と突っ込まれ、「標準は標準、10あるもののうちの平均値が標準ですよ」と。

即座に「それは人間の話ではないですようね。私が聞いているのは先生が人の
「普通の人」についてお話しされたので、人の普通を説明してほしいのです」と。

講師は、当たり前に思ったことを質問され、どう答えていいか・・・戸惑っています。

このような現場に私は2回くらい、居合わせました。「そうか、普通って言葉は、通じないんだ。講師は55歳くらいで、質問したママは35歳くらい。20年違うと、普通の感覚が違うなぁ」と考えました。

以後、私は講演に、あまり「普通」と言う言い方を避けるようになりました。一番の理由は「男と女の普通はかなり違う。年代によっても異なる」と想像したからです。昭和35年生まれと、平成生まれでは当然普通は違いますね。

普通って難しいですね。共通、汎用の言葉が減っていますよ。