対人ストレス対応へのヒント②

精神科医で産業医もしています夏目 誠です。
よろしく、お願いいたします。

「ブログ」では私の専門である「ストレスやメンタルへルス」のポイントや動向について、イラストや図表を活用し、わかりやすく説明します。

「無意識の世界」と言う補助線を使う!

フロイトが提唱した無意識

表面的に対人関係問題を考えても、わからないことが多いでしょう。人の心や人間関係を理解するのに役立つのは、精神科医であるフロイトが創設した「精神分析学」です。「深層心理=無意識」と言う補助線をひいて検討することで理解できることがかなり多いのです。
意識できる分野と気づかないが強い力を持つ「無意識の世界」があります

事例1・上司との葛藤に悩む男性は

大手証券会社に勤務している木村さんは24歳。総務課総務係に配属されました。
彼は長男のためか、父親に反発することが多かったようでう。
「オヤジは細かすぎて、すぐ注意する」や「監視されているように感じる」と思っていたました。
昨年4月に、直属の上司がアバウトな田中係長から生真面目な中山係長に代わりました。

中山係長と木村さんのイメージ


図に示したように彼は新しい係長に「直感で、合わない」と思ったようです。
実際、仕事を一緒にしてみますと、「細かい点まで、いちいちチェックする」「具体的に指示してくれない」と言うように、上司に対して腹がたってしかたがないのです。

木村さんは、中山係長とうまくいかないのは、なぜでしょうか。
3回目をお楽しみにしてくださいね。