対人ストレス対応へのヒント①

精神科医で産業医もしています夏目 誠です。
よろしく、お願いいたします。

「ブログ」では私の専門である「ストレスやメンタルへルス」のポイントや動向について、イラストや図表を活用し、わかりやすく説明します。

まず多くの人が悩み、ストレス度も強い「対人ストレス対応へのヒント」シリーズから始めます。
月に3回掲載予定ですから、継続して読んでいただけると嬉しいですね。

最も多い対人ストレスの現状は

女性は2人に1人が悩み続ける

ストレスのトップは対人関係です。特に女性では強い。女性では2人に1人が対人関係で悩んでいると言うデータ(労働者の健康状況調査)があります。
興味深いのは男性が「上司と部下」などの「タテ型ストレス」が多いのに対して、女性は友人や仲間などの「ヨコ型ストレス」が中心になっていることです。

男と女性の違いのイメージ

男は「タテ型」女性は「ヨコ型」

男は「タテ型」で、女性は「ヨコ型」ストレスが多い

この違いは、組織社会に所属するのが宿命の男性(例えば原始時代、マンモス狩猟は組織的に対応し成果を上げた)と、近所づきあいや近親者との交際がメインになる女性の、歴史的流れが関与しています。深刻度で言えば女性の方が強度です。

なぜなら男性の場合、会社の場合には「2-5年で上司か自分のどちらかが転勤」で解決するのに対して、「ママ友など」は引っ越しでもしない限り、長く続くきます。また密接なコミュニケーションがあるため、いったんコジレルとぬきさしならぬ関係になるからでしょうね。